実質合コンの飲み会で知り合って付き合いだし、最初は卸売業に従事しているといってたけど、 食肉加工業、平たく言うと屠殺業だということを知った。 要するに豚を殺す仕事をしている人だった。 詳しい屠殺の方法についても教えてもらった。 私を触ったこの手で豚を殺していた・・と思うと、なんだか気持ち悪くてもうこの人には抱かれたくない、と思うようになった。 ...
実質合コンの飲み会で知り合って付き合いだし、最初は卸売業に従事しているといってたけど、 食肉加工業、平たく言うと屠殺業だということを知った。 要するに豚を殺す仕事をしている人だった。 詳しい屠殺の方法についても教えてもらった。 職業に対して偏見を持つつもりはないし立派な仕事、必要な仕事だとは思うけど、 私を触ったこの手で豚を殺していた・・と思うと、なんだか気持ち悪くてもうこの人には抱かれたくない、と思うようになった。 別にそういう職業に従事している人たちが同和だ部落だということから嫌だというわけじゃない。 この手であんなおぞましい行為をしている、殺生をしている、と思うと、なんかどうしても気持ち悪いのだ。 そうはいっても私だって豚を食べてる。今日だって焼肉食べた。 そのお肉を作っているのは彼らだ。 彼らがいないと私たちは困ってしまう。 身勝手な理屈だとはわかっている。 必要としているくせに、お世話になっているくせに、いざ自分の恋人や家族がそういう仕事をするとなると嫌だ、と思ってしまう。 それでも生理的に湧き起こる嫌悪感。どうやってこの感情を処理すればいいのだろう。 彼の職業を理由に別れるのは人として間違っていることなのだろうか。
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